「FXを始めてみたいけれど、LOT数って何だろう…?」
「FXで成功してる人って、どうやってLOT数を決めてのかな~?」
といった悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
どうも。
FX破産から億り人です。
FX初心者の方がトレードを始める際、LOT数の決め方はとても大切です。
LOT数を間違えると、思わぬ損失を被る可能性さえあります。
この記事では、FX初心者の方に、
- LOT数の基本と計算方法
- FX初心者の方にとって最適なロット数の決め方
- LOT管理でリスクを最小限に抑える方法
などについて、私の経験を交えながら解説していきたいと思います。デス♪
LOT数に関する不安を解消し、相場から退場しないための資金管理法を知って頂ければ幸いです!
FXにおけるLOT数を理解しよう

LOTとは何か?
FX取引において「LOT」とは、取引の基本単位を表します。
具体的には、1LOTは通常10万通貨を意味しますが、FXブローカーによって異なるため注意が必要です。
LOT数を決めトレードをスタートすると、そのLOT数に比例して損益が増減することになります。
例えば1LOTで取引する場合、仮に相場が1ピップ動くと1000円の損益が発生するとすると、0.1LOTでは約00円の損益になるといった具合です。
LOT数を適切に設定することは、FX取引でとても重要な「リスク管理」に直結します!
それゆえ仮に損切になった場合、ズバリ、
軍資金の1~2%を超えない範囲でLOT数を設定することがおすすめです!✧キリッ
この方法により安全に実践経験を積みながら、軍資金に比例してより大きなLOTに移行することが可能となります。
適切なLOT数の設定は、FX取引で成功するための第一歩といえますね。
LOT数の計算方法
「1LOTの価値」は通貨ペアによって異なります。
例えば、米ドル/円の場合、1LOTは通常100,000通貨を意味します。
したがって1LOTの価値を計算するには、取引する通貨ペアのレートを確認し、それに基づいて計算を行います。
具体的には、1LOT=(基軸通貨の単位)×(為替レート)となります。
例えば、米ドル/円が150円のとき、1LOTは100,000通貨ⅹ150円=15,000,000円となります。
この数字は、「必要証拠金」、「証拠金維持率」の計算をするときに使用されます。
まず「必要証拠金」とは、FX取引を始めるときに、FX口座に担保となる資産を預け入れる必要があり、その資産をことを指します。
また「証拠金維持率」とは、ポジションの必要証拠金に対して占める純資産額の割合のことで、
「純資産額÷ポジション必要証拠金×100」で算出します。
下記取引をした場合の「必要証拠金」、「証拠金維持率」を計算してみます。
- 口座に100,000円入金
- 1ドル150円の時に10,000通貨の買いポジションを持つ (レバレッジ25倍)
この場合、
- 「必要証拠金」:60,000円(10,000通貨×150円÷25倍)
- 「証拠金維持率」:167%(100,000円÷ 60,000円 × 100)
DMM FXなどでは、証拠金維持率が50%以下になると強制ロスカットになります。
そもそもですが、強制ロスカットになるようなLOT数と損切を設定している点で間違ってますよね~!
先に言った通り、仮に負けて損切になった場合でも、損失を資産1~2%以内に抑えることが相場から撤退しなし鉄則ですからね~!
これ絶対、守ってくださいよ!オネガイシャス
LOTとレバレッジの違い
FX取引を始める際に大切なのが、LOTとレバレッジの違いを理解することです。
LOTとはFX取引における取引単位を指し、この単位を使ってどれだけの通貨を売買するかを決定します。
一方、レバレッジは自己資金以上の取引を可能にする仕組みで、少ない資金で大きな取引を行えるのが特徴です。
例えば、レバレッジが10倍なら、1万円の証拠金で10万円相当の取引が可能になります。
このようにLOTとレバレッジは、FX取引におけるリスク管理に直結してきます。
LOT数を増やすと、利益も損失も大きくなるため、FX初心者の方は特に注意が必要です。
日本国内では個人投資家向けのレバレッジは、最大25倍に制限されています。
自分の資金に見合ったLOT数とレバレッジを選び、無理のない取引を心がけましょうね!
LOTとpipsの関係性
LOT数とpipsは、FX取引において非常に大切な要素です。
pipsは価格変動の最小単位で、例えばドル円のような通貨ペアでは0.01円が1pipsに相当します。
LOT数とpipsの関係を理解することで、リスク管理がしやすくなります。
たとえば、1LOT(10万通貨)の取引で1pips動くと、1,000円の利益または損失が発生します。
どの程度のリスクを取るかを事前に計算し、適切なLOT数を設定することが重要です。
FX初心者の方は、特にリスクを抑えた少量のLOTで取引を始めることが大切ですよ。
またpipsの変動を理解することで、利益確定や損切りのタイミングを適切に判断することが可能になります。
LOTとpipsの関係性をしっかりと理解することは、FX取引の基本となりますからね。(´◡͐`)
初心者におすすめのLOT数とその決め方

FX初心者に最適なLOT数の決め方とは?
FX取引を始める際、初心者の方が最初に直面するのがLOT数の決定方法だと思います。
私も初心者のころは、まったくもってLOT数の決め方はいい加減でしたね・・・
LOT数を決めるルールなんて、考えたことすらなかったです!
そこでFX初心者の方におすすめなのが次の2つ方法です。
まず1つ目は、最小LOTから始めることですね。
日本国内のFX業者では、0.01ロット(1,000通貨)から取引可能なところが多く、このサイズであればリスクを抑えつつ経験を積むことができます。
まずは相場から退場せずに、FX相場に慣れることが何よりも大切です。✧キリッ‼
2つ目の方法は、「損切」位置から逆算してLOT数を決める方法です。
私は、こちらの方法でLOT数を決定しています!
下記の条件で計算すると
- 口座資金:100,000円
- リスク:1%
- 1LOT=10万通貨
- ドル/円:買い
- 現在価格:100円
- 損切価格:99円
まず損切になった場合の損失金額を計算します。
この場合は1,000円(100,000円 X 1% = 1,000円)
次に損失時の1,000円から逆算してLOT数を決めていきます。
この場合、100PIPS逆行で1,000円損失になるわけですから、
1,000円 ÷ 100PIPS ÷ 1000(1ロットに換算) = 0.01
今回の例では、LOT数は0.01枚となります。
分かりにくですかね?
そんな方におすすめの携帯アプリをご紹介しましす!
私も計算が面倒なので、このアプリを愛用しています。オススメ!!!
使い方はタンタンです!
「ポジションサイズ」に下記を入力するだけで、1分もかかりません。
- 口座の通貨:JPY
- 金融商品:USD/JPY
- 口座残高:100,000
- リスク:1%
- 参加価格:100円
- ストップロス位置:99円

下記が計算結果です。
1LOT=10万通貨のFX業者であれば、
ミニロット10,000ユニットの「0.01」がその枚数に該当します。

カンタン、便利でしょ!
使ってもらえたら、嬉しいです!ニコ!!!
LOT数を決める際の注意点
LOT数の決め方は分かったけど、
「資産の1~2%のリスクのLOT数じゃ、全然儲からないじゃん!!!」
FX破産を経験する前、私もそう思っていました。
損失を抑えることより、利益に重きをおいてトレードをしていました・・・
でもね、それって、まったく逆なんですよ!
トレーダーが常に考えなければならないことは、相場から退場しないこと。
これだけなんですよ。キッパリ!!
でも、おかしいですよね???
だってFXで稼ぐために、相場の世界に入ってくるわけじゃないですか。
それなのに「儲け」は二の次で、最優先に「負けないこと」を考えなければならない・・・
このギャップが、半年から1年の間に相場から退場を余儀なくされる原因なんだと思います。…グスン
FX相場参入早々に稼ぎたい気持ち、分かりますますよ。
私もそう思っていましたから。
でもねFXの世界、そんな甘くはないんですよん。
初めは「少っな!」って思うようなLOT数・損益で十分なんですよ。
コンスタントに勝てるようになれば、「複利」の威力借りればいいんですから。
考えてみてください。
たったリスク1%でも、
100,000円:1,000円
1,000,000円:10,000円
10,000,000円:100,000円
資金1千万円あれば、利益と損失を1:1と仮定して、リスク1%でも10万円儲かる可能性があるんですよ!
月にトータルで5%の利益が確保できれば、月収50万円。
平均的なサラリーマンの給与、軽く超えてきます。
夢ありますよね。
その時を目指して少しづつ、スキルアップしていきましょうね。
LOT数を増やすタイミング

LOT数を増やすべきタイミングは
LOT数を増やすタイミングは、資産増に比例して増やしていくべきだと思います。
もちろんリスクは、資産の1~2%以内は絶対条件ですよ。
それには、安定した勝率を達成していることが前提条件ですかね。
具体的には、過去数ヶ月にわたりトレードの勝率が60%以上であることが望ましいです。
そのぐらいの勝率がないと、手法自体に疑念が芽生えルールが守れなくなってくると思います。
合せて心理的な準備も重要ですね。
LOT数を増やすことで精神的なプレッシャーが高まるため、冷静な判断力を維持するためのメンタルコントロールも欠かせません。
これらの要素を総合的に考慮し、慎重にタイミングを見極めるべきかと思います。
LOT管理でリスクを抑える方法
LOT管理はFX取引において、相場から退場しないための生命線です。
相場の世界、次に何が起こるなんてわかりませんよね。
FXの世界で語り継がれる、恐ろしい事件の一例です。
スイスフランショック
2015年の1月15日午前10時30分
スイス国立銀行は1ユーロ=1.2スイスフランを上限として行っていた為替介入の終了と政策金利の引き下げを決定した。
この発表によりスイスフランの買い注文が殺到し、わずか20分ほどの時間で世界中の通貨が暴落し、スイスフランが暴騰するという事態に。
どれくらいの変動だったのかというと、米ドル/スイスフランで2,820pips、スイスフラン/日本円では3,947pips。
これによって多くのトレーダーが強制ロスカットになり、市場が恐慌状態へと陥った事件が「スイスフランショック」です。

米ドル/スイスフランで2,820pips
スイスフラン/日本円では3,947pips
こんなことが起こるのが、FXの世界です。
資金に対してリスク1%、決して低リスクっていうわけじゃないってことで。
相場から退場しないよう、LOT管理をしっかりやっていきましょう!
FX初心者が知っておくべきQ&A

FX初心者はLOTを固定したほうがいいのか?
FX初心者の方が初めてリアルトレードするのであれば、最小LOT数で固定してトレードすべきだと思います。
FXは価格変動が激しい市場であり、予期せぬ損失を被ることも多々あります。
最小LOTであれば、、損失額も小さく抑えられ、精神的な負担を軽減できます。
また長く相場にとどまることで、自分のトレードスタイルや戦略を模索する期間も長くなります。
それだけスキルを向上させる可能性が高まると言えます。
さらに、資金管理の重要性を学ぶ機会にもなります。
どのぐらいの価格の変動幅で、どのくらいの損益になるのかを実際に体感することは、将来LOT数を増やした時のメンタルコントロールにも役立ちます。
最小LOT数の取引を通じてFXの基本をしっかりと学び、自信を持って次のステップへ進むる準備を整えましょうね~。
FX取引のスタイルによってLOT数を変えるべきか?
FX取引のスタイルには、以下のようなものがあります。
- スキャルピング:数秒~数分で取引を完了させる取引スタイル。
- デイトレード:数時間から1日までの短期間で取引を完了させる取引スタイル。
- スイングトレード:数日から数週間の期間で売買を行う取引スタイル。
そもそもなんですがFX初心者の方には、スキャルピングとデイトレードはおすすめしません。キッパリ✧
理由はかんたんで、時間軸が短すぎるため手法・損切のルールが守れないから。ズバリ!!!
私も1分足や5分足でトレードしてきましたが、ま~あ、ルールが守れないこと。
チョット負けが続くと、ルール無視をして損切位置ずらし、ナンピン、ナンピンさらにナンピン。
最後は全力お祈りするも・・・・・・・叶わず、ロスカット!チ~ン・・・
まあ、よくやりましたよ!
なんでFX初心者の方におすすめするのは、「4H・スイングトレード」一択です。
「4H、スイング?」
「そんなもん、トレードチャンス少なくて儲からないだろよ!」
私も昔はそう思っていました。
じゃあ、あなたは今、
1分足?5分でトレードして勝ててるんですか?
あ、話がズレてしまったのでこの話はまた今度。
LOT、LOTの話をしないといけないのですよ。ここでは。
スキャル、デイトレは、論外なのでここでは無視しますね。
FX初心者の方がスイングでトレードする場合は、最小LOTで練習するかもしくは先に説明した「資金のリスク1~2%で損切からLOT数を逆算する方法」の2択だと思います。
ご自身のレベルに合ったどちらかを選べばいいかなと思いますよ。
まとめ:FX初心者が知っておくべきLOTの選び方
今回は、FXをスタートしたばかりでLOT数の決め方に悩んでいる方に向けて、
- LOT数の基本的な概念とその重要性
- FX初心者の方に適したLOT数の決め方のポイント
- LOT数を決定する際の注意点
などなど、FX破産した私の経験を交えながらお話してきました。
FX取引において、適切なLOT数を決めることは非常に大切です。
適切なLOT数を選ぶことで、リスクを最小限に抑えつつ、効率的な取引が可能になります。
まずは小さな一歩から踏み出してみてくださいね~!ファイト!!